顎が上がる⇔顎が下がる?

 『顎が上がる』とは、疲れてヘロヘロ~を表す表現ですが、これは文字通りほとんどの人が疲れると顎が上がるのです。
 そもそも、顎が上がるとは、どういう事なのでしょうか?

 まず、股関節が開く→骨盤が後方に引っ張られる→猫背になる→前肩になる→顔が前に突き出して顎が上がる
 
 こうした流れで顎が上がるのですが、ではどうしてスタートの股関節が開くと言う事が起きるのでしょうか?

 
 それはほとんどの人がもともとO脚だからです。
 特に股関節疾患が無い方で、バレーの様な(踊る方のバレーです)特殊な鍛錬をしていなければ、ほとんどの方はO脚なので、太ももの外側の筋肉が内ももの筋肉より強いのです。
 ですから、そうした人は歩く、立つと言うような日常生活の中で、自分のお得意な筋肉が主導筋、つまり一番メインで働く筋肉にオートマティックになってしまい、一日の終わりごろにはその筋肉に片寄った負荷がたまり、バランスも悪くなり顎が上がる、と言う訳です。
 
  また、特に顎の上がりやすい仕事は『重い物を運ぶ』です。
 自分の体重以上の負荷を脚にかけると、どうしても足は開きますよね? (踏ん張るのに脚が閉じると言う事はありません)

 そして、今日たまたま、X脚系の患者様とお話をしていたら、「一日歩きすぎたりして脚が疲れると、短い足のかかとが上がってきてしまうのよね」と言うお話を頂き、その続きで「疲れると顎が下がるのよね」と言われたことに、なるほど~それはそうだ!と感心と同時に今まで考えたことが無かったので、少々驚きました。
 この方の場合は主導筋が私などのO脚系の人間の逆なので、太ももの内側の筋肉が主導筋になり、その筋肉を酷使することによりそり腰になり、最終的に顎が下がる訳なのです。
 
 このように自分の筋肉のナリで生活をしていては、身体は歪む事が多くなります。
 若い時は、それでも筋肉の強さと復元力で何とかなっていたのが、悲しいかな年齢とともに、少し自覚的な生活習慣にしていかないと、ずれは少しづつ大きくなり、気が付いたときには元に戻すのが大変な状況になる事も有ります。

 体の変調のスタートは、『最近疲れやすくなった』 『体温が下がった』 『疲れが取れなくなった』 など割と当たり前の事なのです。
 ですから、この様な黄色信号から気を付けた生活をしていれば、あまりつらい思い、痛い思いもしないで済みますよ。
 顎が上がったり、下がったりも身体のサインです。

 

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