朝起きたときの手のこわばり。

 多くの方は、朝が一日で一番身体が硬いのではないでしょうか?
 やはり、人間は基本的に動くことによって血流も良くなり、筋肉も柔らかくなり心地よく生活していく事が出来るようにデザインされているようです。
 一晩あまり動かないでいた朝は、やはり膝抱え運動がしんどく感じる事でも身体の硬さを感じます。

 私が患者様からお聞きする、朝一番硬さ、違和感を感じる部位のトップランキングに、『手の指』が有ります。

 「朝は手の指がこわばっている」
 「朝は指の関節の節々が痛む」」などなど・・・

 上半身の症状の原因は肩関節の問題、そしてそのほとんどが前肩の問題から来ています。
 結論から先に申し上げますと、この手の指のこわばりや痛みも、まさにそうです。
 前肩は、我々の仕事・作業は前方で行うためにどうしても、前かがみになり、それが癖付けされてしまいますし、さらにその根本原因としてO脚が有ります。 (O脚の問題から猫背発生は別のページでご確認ください
 一度ついてしまった骨格のクセは、常に我々について回りますが、さらにそれを助長させるのが、身体に合っていない寝具の問題です。

 なぜなら、寝ている時間は長いので、悪い姿勢をしていれば身体が痛むのは当たり前の話だからなのです。
 映画館で腰を前に滑らせ猫背で2時間座っているだけでも、立ち上がる時には腰が痛くなったりしますよね、寝てる時間は身体が横になっているとは言え、長いですからやはりダメージが残るのです。
 そして、この時一番問題になるのは『柔らかい布団』です。

 柔らかい布団は猫背を助長させるのです。

 『柔らかい布団』は、背中の丸い人が仰向けに寝るとそのまま背中を丸いまま包み込んでくれるので、寝心地は気持ちよく感じるとは思いますが、身体にはとても負担をかけてしまいます。
 洋間では押入れが無いし、高齢になると寝たり起きたりの動作がベッドの方が楽と言うような理由で、ベッドが好まれる傾向が有りますが、ベッドでお休みになるのでしたらマットは身体が沈まないぐらい硬い物が基本です。 もし柔らかいマットならそのマットの上に厚めのべニア板をひいて、その上にせんべい布団をひいて寝ていただくことをお勧めします。
 硬い敷布団は、丸まったり、反ったりした体をニュートラルにしてくれるのです。

 そして、枕の高さも大事なポイントです。
 以前にもご紹介しましたが、基本は額と顎の高さが床と平行になるようなものをお選びください。
 前肩になると、どうしても高い枕を選ぶ傾向が強くなります。
 また、人によっては外国の映画に出てくるような大きな羽毛枕の様なもので肩までご丁寧に枕に乗せてしまいますが、これはわざわざ猫背を作っているようなものです。
 又、横向き寝は下になる肩がやはり前肩になるので注意が必要です。
 (当院の院長夫人手作りの枕は大変ご好評いただいておりますが、なかなか作業が遅いので欠品していることが多くあります・・・)

 そして、日ごろから肩を後ろにひいて胸を張り、肩にある緊張を無くしていくように心がけましょう。
 当院では、こうした手の指の緊張でも、手の指の緊張→前弯と上腕との関係→肩関節→脊柱→骨盤→股関節と原因のおおもとにさかのぼり解決していきます。

 特に女性ですと、筋肉・関節が柔らかいために、このこわばっていると感じる指を曲げる筋肉の緊張で指の関節が変形してしまう、へバーデン結節やプジャール結節になってしまう事も良くありますので、早めに対処してください。
 結節まで進んでしまった、筋肉の緊張を元に戻すのは、一朝一夕にはできませんが、結節は加齢の為だからしょうがない等とあきらめると、ますます曲がってしまいます。
 とにかく朝起きた時に、どこかが痛い、こわばっているとお感じになるなら、それは身体からの大事なサインです。
 きちんと根本にアプローチしましょう。
 
 
 
 

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