脚下照光・・・足裏の情報

ルネッサンスの巨人、エラスムスは、その著書『千の格言』で、『汝、自らの足によりて自らを知れ』と言われたそうである。
 この本はまた『古典名句集』とも訳されるように、ギリシャ・ローマ時代の古典等から名言などを集めた著書ということですから、ギリシャ時代だとすると約4600年前、ローマ時代でも約2700年前から、足の大切さは言われていたのですね。

 最近ドイツの友人から、「『脚下照光』と言う日本語を知っているか?」と聞かれ、「いいえ」と答えた自分が情けなかったのですが、彼は合気道の先生に教わって知ったらしいのです。
 元々の意味は、「いくら身なりがきちんとしていても、その人の足元がだらしないとだめだよ」と言う戒めの格言らしいですが、彼の先生は『足にすべてが語られている』、『足裏で己を知れ』と言う意味でつかわれたらしいのです。
 つまり、立った時にどういう風に足の裏に体重が掛かっているかで、粗人の身体のゆがみや癖と言うものが全てわかってしまう、と言う事なのです。
 
以前にも紹介しましたが私の大好きな幕末の藩士、山岡鉄舟は自らの道場に来る道場破りの下駄の裏を門弟にチェックさせ、少しでも減りに偏りがあれば自分は相手をする価値が無いと判断し門弟が相手をしたそうです。
 
 それだけ足の裏には、その人の情報が集まっていると言う事なのです。
 例えば・・・

 ◎外反母趾・・・・・親指に体重が掛かっていない。 歩くときに足先が外を向いている。
 ◎指が曲がっている(ハンマートォー)・・・体重が外に掛かっている。
 ◎巻き爪・・・・・歩く時足先が外に向いている。 
 ◎土踏まずが深い=甲高・・・・重心が外によりすぎ。
 ◎偏平足・・・・・重心が親指が親指側に掛かりすぎ。
 ◎たこや硬いところ・・・・その場所に体重が掛かりすぎ。
 ◎足全体が長い・・・偏平足の反対。 甲高、アーチが深い事と同じ根っこで足全体が長くなります。

 このような事が基本的に皆さんの足にも起こっているのですよ。
 武道でも究極は『立つと言う事が究極だ!』みたいなことを言われているのを聞いたことが有りますが私もそう思います。
 
 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中