根本治療とは、身体を理解するツールを手に入れる事。

 昔、クライアントのお子様がヘルニアで病院で受診したところ、「この子は足の長さにかなり差が有りますから、足を切りましょう!」と言ったという、スプラッタの様な実話を聞いたことが有ります。
 最近『ふくらはぎモミ』が流行っているようで、少し前にもその考え方の誤りをかきましたが、それ自体は一見正しい事の様に見えますが、考え方のおおもとの『なんで、そうなっているのだろう?』と言う原因究明の態度が抜け落ちている所に怖さを感じます。
 慰安的に「その場さえ気持ち良く、リラックス出来ればばいいや」と言うケースはそれはそれでいいと思いますが、治療として現在の状態を改善したいと思うのならば、この視点から考えないと、どうしても対処療法になってしまいますし、下手をするとかえって問題を悪化させてしまいます。
 先のヘルニアのお子さんは、運良く、ご両親の『それはおかしいんじゃないかしら?』と言う違和感から遠藤周作先生の本に巡り合い、そしてイソガイ療法にたどり着き、それまで半年の学校に行くのも、座っているのもままならない状態が、3か月後には運動会で100メートル走で活躍するところまで完全復活したそうです。
 これは、当院の治療になっている力学療法の股関節・骨盤矯正で足の長さをきちんと揃えられた証拠です。
 (後日談としましては、このお子さんは現在ご家庭を持ち、仕事もバリバリこなし、お休みの日にはサッカーを楽しまれていても、ヘルニアの再発は全くないそうです)
 この様な、身体の問題を根本から考える事を習慣にするのは一見難しい事の様に感じますが、それは多くの方が定規をお持ちではないからなのです。
 定規とは物事を正確に測るためのツールです。
 イソガイ療法の理論を定規にすると、だんだんとご自分で身体の歪みの事や、起こってしまった問題の原因が理解できてくると思います。
 それは身体の問題がどうして起こるかが理論的に説明されているからです。
 「こんなことをしたから痛みが起こってしまった」とか「こういう場合はこうしたら身体に良い』とかご自分で判断できれば問題を根本から解決していく事になりますよね。
 問題をいちいち追いかけて治すのではなく、問題を起こさせない!と言う事が究極の根本治療ではないでしょうか?
 

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