尺側変位の方の手の使い方…リウマチの方のリハビリだけではありません。

 先日TVで、リュウマチの治療に関しての番組を見ましたが、その中で手の尺側変位の方の手のリハビリを紹介していました。
 尺側変位とは、前腕(ひじから先の部分)に2本ある骨の小指側にある細い方の骨を尺骨と言いますが、手のひら全体がその尺骨側、つまり小指側に引っ張られている状態をそう言います。
 ですからその番組では、例えばビンの蓋を開ける時に右手だと小指側に回すことになってしまうから、左手に持ち替えて親指側に回すようにして開けるようにする。
 雑巾がけや窓拭きをする時に小指側の方向には動かさず、常に親指側に動かす、等の指導をしておりました。
 しかし、この手の使い方は何も尺側変位している方だけの注意点では有りません。
 上半身のほとんどのトラブルは前肩が関係しています。
 例えば、肩コリ、首のコリ等から腱鞘炎、手根管症候群、ばね指等の手の症状は言うに及ばず、顔の歪み(目の大きさの違い、口角の曲がり、鼻筋の曲り、顎の大きさの違い等)、めまい、難聴など全然関係ないと思われるような症状までこの股関節から始まる、猫背、前肩からくる筋肉の緊張で起こっているのです。
 ですから、前腕を外に開くような(小指側に動かす)使い方は基本的に身体にとって良くありません。
 メカニズム的な事は割愛させて頂きますが、ためしに正座から立ち上がってみてください。
 その時に床に着いた指先がどういう方向でしたでしょうか?
 身体の正面にきちんと指先が向いていたでしょうか?
 もし、少しでも指先が外に開いているようなら、すでに前肩からくる筋肉の緊張が指先まで引っ張っている状態なのです。
 「手を着くときは身体の正面に向けて使う」これは当院でお守りいただく基本動作の一つでもあります。
 身体のクセはかなり意識しないと繰り返し行ってしまい、それが蓄積されると色々な変調をきたしてしまいますから、日常から手を開くような使い方にも注意していきましょう。
 
 
 
 
 
 
 

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