大腿骨頭壊死症

 最近、大腿骨頭壊死症の方が矯正に来られました。
 以前、礒谷療法中野総本部に勤務していた頃に、このご病気の方をお二人やはり矯正させて頂いたことが有りました。
 そして今回その方にこの病気の情報が欲しくてネットで検索したけど、病名からなかなか有効な情報が得られなかった、とお聞きしてこのブログを書かなくてはと思い書いております。
 この病気は、大腿骨の股関節側に血流障害による壊死を引き起こす疾患です。
 原因は医学的にはアルコール飲酒、ステロイド剤の使用などとも言われていますが、ハッキリとしたことは分かっておりません。
 しかし、私の少ない臨床経験と、それを補ってくれる先代公良先生の文献によると発症は体重が掛かってしまう短い脚側に起こっています。
 こう書くと、「痛い脚には体重なんかかけてないないし、かけられない」、と言う方が多いのですが、これは変形性股関節症の方も同じですが、脚が短くなると、骨盤が下がってしまい、万有引力の働きで本人が意識しようがしまいがオートマティックに体重は下がっている骨盤に掛かってしまうのです。
 そして、この足の長短差を生むおおもとを、『股関節の角度』であることを発見したのが礒谷公良先生なのです。
 つまり、壊死側の骨頭は内に捻じれているために臼蓋との隙間が小さくなり、不均一な圧力を骨頭にかけるために軟骨を削り、軟骨が無くなり、骨と骨が削り合わさりして骨頭も臼蓋も変形し、スペースが無くなり骨頭の血管が圧迫され血流障害が起こり、壊死が起こる、と言う道筋で病気が進行して行くと考えられるわけです。
 ですから、壊死を起こす側はその以前から血流に障害があったことが多いので、脚の筋肉を発育させるだけの血流が滞っていたことから、そちらの脚がもう一方の足に比べて細い事がほとんどです。
 当院ではこのような考え方を元に、その方に必要な矯正を行い、少しでも骨頭の圧迫を取り除き病気の進行を止め、痛みなどの症状を緩和させ、可動域を最大限回復するような、日常生活の注意点(これは特に歩行が重要になると考えております)、 体操の指導を行ってまいります。
 前向きに保存をしていきたい方、ぜひご相談ください。
 
 
 
 
 
 
 
 

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