身体の歪み・・・・・イソガイ療法の場合

 身体の歪みはどのように起こるのでしょうか?
 自分の子供などを見てきても、もう赤ちゃんの頃から身体にクセは見られました。
 例えば、寝ている時にいつもお母さんの右に寝ていたために、いつも赤ちゃんは左を見ていた。→この場合は右の骨盤が前に来ますから、右脚が長くなります。
 お母さんの癖でいつも赤ちゃんの頭を右にして、だっこしておっぱいを上げた。→この場合は赤ちゃんの右脚がお母さんのおなかに押し付けられますから左脚が長くなります。
 このほかにも、転んで股関節の亜脱臼(関節が外れたのではなく、ずれた状態の事ですが、ほとんどの人がこの状態になっています)をしたり、スポーツや武道で身体にクセを付けていくのです。
 私は、まったく自慢になりませんが、小学生の頃には左足に体重を乗せて立つと背が高くなり、右脚に体重を乗せると背が低くなることを自覚していました。 それぐらい歪みが有ったと言う事です。
 身体には600を超える筋肉が有るそうですが、その働きは拮抗筋と呼ばれるように対になる働きの筋肉同士がセットになっています。
 身体の歪みは、ですからこれらのセットのバランスが崩れた状態と言えるわけですが、転位の中で一番多いのは体重が外に掛かってしまうクセではないでしょうか?
 この状態は、太ももの外側の筋肉が強くなり、内ももの筋肉は弱くなっている状態です。 ですから、緊張の強くなった外側の筋肉をもみほぐすだけでは片手落ちになるのがご理解いただけるでしょうか?
 つまり、弱いところを強くすると言う視点が無いと良い状態になっても、それを維持するのが難しいのです。
 身体の場所によっては、引っ張られたことによって痛んでる部位というものが有りますが、引っ張っている方を緩めずに、引っ張られている方をさらに緩めると言う全く逆の治療を受けてる方もいらっしゃいます。 
 こうした治療は、受けたときはいいのだけれど時間が経つと前よりひどい状態になっていきます。
 また、例えば温泉などの様に身体全体を温めて緩める、と言うような癒しはどうでしょう?
 気持ちが癒されるのはいいのですが、骨格的な歪みに関しては、血流が良くなり筋肉がやわらぐので、ほとんどの人は具合が良くなると感じると思います。 しかし、筋肉の硬いところだけがやわらいだ訳では無いので、調子がいいな~と感じるのは数時間ではないでしょうか?
 以前、膝の痛い方から「温泉に入ると膝の痛みがかなり薄れて気分が良くなり、その後お食事の間あぐらをかいて過ごされたら、温泉に入る前より痛くなってしまった」とお聞きしました。
 考えられるのは、温泉で膝関節、股関節周辺の筋肉がゆるみんだところで、あぐらをかくことにより、その前より関節の角度が悪くなってしまった、と言う事だろうと推測できます。
 湯治の様に、何日間もお休みを取り、温泉三昧の生活が出来ればいいのですが、1日2日温泉に行っても、なかなか身体のバランスが回復するのは難しいのではないでしょうか?
 私は、筋肉はバランスを取ると言う事が一番大事な事だと思いますから、温泉の後には、屈伸運動をお勧めしております。 この運動により効率よく筋肉の状態が良くなります。
 つまり、歪みの原因をしっかりと見極めて、緩める部分と鍛える部分をうまく融合させることが合理的な歪み直しだと思います。
 
 
 

弱った筋肉により骨盤が傾いているのに、強い方を緩めると寝た方に水平になってしまいますよ。

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