ペルテス氏病の矯正

  ペルテス氏病は、成長期の男の子に起きやすい股関節の疾患です。
 太ももの骨の骨盤とくっつく骨頭と言う所に血がうまく流れないために発育不全が起こり、脚の長短差が起きてしまうために跛行(ビッコの事を正しくはこういいます、はこうと読みます)になり、発見されるパターンが多いようです。
 原因は不明とされていますが、とにかく血流を回復し長短差を少しでも無くす事が肝心です。
 この疾患では、もともと股関節で太ももの骨が内に捻じれこむ筋肉の緊張が強く認められますが、骨頭の形成不全は、臼蓋形成不全と同じように、安定を求めてさらに内に捻じれが強くなる傾向が非常に強くなります。
 そして、この結果として股関節の仮性延長が起こり、左右脚に長短差が出来てしまうのです。
 そして、さらにこの長短差は、万有引力の中で暮らしている我々の重心(体重のかかるところ)を、決定的にしてしまうのです。
 つまり、『水は低きに流れる』で、短くなってしまうペルテス氏病の発症している脚に体重が掛かってしまうのです。
 この間、人によってはそれほど痛みなく過ごせた人でも、ペルテスは片足に発症することが多いので、脚の長短差が出来てしまうと、その差が骨盤を押し上げ、さらにその上に載っている背骨が曲がってしまうので、2次的な疾患が起こる可能性がきわめてたかくなってしまうし、股関節自体に不均一な負荷をかけ続けると変形が始まってしまうのが、股関節矯正をなるべく早くお受けになった方がいい理由です。(これは、変形性股関節症や、臼蓋形成不全などほかの股関節疾患でも同じです)
 1センチでも左右の長短差を解消して、腰痛、肩こり、頭痛などの筋肉緊張性の痛み、疾患から内臓の疾患まで2次的な疾患を未然に防ぐことをお勧めいたします。
 また、残念ながらすでにそうした症状が起こってしまっている方でも、ご相談ください。
 以前、診させて頂いていた若い男の子は子供の頃から、紐縛りを習慣にしていたために、こうした2次的な症状にも悩まされることなく、うまくペルテスとともに過ごしています。(代替療法では、この共存と言う考え方が大事だと思います)
 この彼が大学生の頃友人の家に急に泊まることになり、紐が無かったために「ロープで縛って寝た」と笑っていました。
 「紐縛りは、基本ですね。 縛らないのは考えられません」とも言っていました。
 この紐縛りと、必要な簡単な体操を、毎日の習慣にして、元気にお過ごしください。

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