月別アーカイブ: 11月 2012

トンビ座り 2  側弯症の原因?

トンビ座りは身体を歪めると言う話を前回書きましたが、大事なことが書き足りないと思いますので続きとなります。前回は写真を添付しましたので、そちらも参照していただきたいのですが、言い足りなかったのは、トンビの横座りは股関節の左右差を作る最悪の座り方になると言う事です。 写真の横座りをご覧いただくとよくお分かり頂けると思いますが、右足は足首が外に出ることにより、腿の状態が内に強く捻じれているのが見て取れると思います。
そして、左脚は逆に腿が外に向いてしまっていますよね。  これにより骨盤が捻じられた形になり、骨盤の上端から足の裏までの長さに左右の差が生じてしまうのです。 骨盤には、股関節の他にも、背骨と仙骨をつなぐ腰仙関節、仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節、さらに恥骨の左右をつなぐ恥骨結合と言う場所が有るために単純に、右が高い、左が低いと言うような転位ではなく、右骨盤が高位で前方に突出しているために、背骨に捻じれが加わり・・・・と言うように、動く箇所がそれぞれずれるので複雑な歪み方をします。
 ですから、私の治療はこの左右の差をいかに無くすか、と言う事に全神経を集中させているのです。 最近読売新聞で、脊柱側弯症の事が5回にわたり紹介されていましたが、このトンビ座りもまさに側弯を形成してしまう要因です。  身体はパーツの集まりでは無く有機的な1個のかたまりです。 どこかが引っ張られれば、それに連なる部分も引っ張られます。 ですから、その症状だけを見るのではなく、その原因をきちんと把握して治療と同時にそうなってしまった原因を排除していかなければ、治療自体もはかどらないのではないでしょうか? 今朝の新聞の記事によりますと、側弯症は子供の頃に発症する人ばかりではなく、ある程度年齢が進んで骨粗しょう症、脊柱管狭窄症などと合わさり発症するパターンが紹介されていました。 高齢になるとO脚も進んできますから、側彎と後湾とのダブルパンチで背骨に負担が掛かってしまうのです。 つまり、側彎は左右のズレ、後湾は前後のズレと言えますから、脊柱から両側に出ている神経なども左右のズレで圧迫、前後のズレでさらに圧迫と言う事になると、痛み→痺れ→麻痺と症状もドンドンきつくなってしまうのです。 そして症状が強くなると歩かなくなってしまい、筋肉が弱ると強い筋肉、弱い筋肉の差がより顕著になってしまううと言う悪循環を生んでしまうのです。 たかが『座り方』されど『座り方』皆さん注意しましょう。 

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トンビ座り

 トンビ座り(写真上段左)を、ご存じない方が多くいらっしゃいます。 もしかして死語とかになってるんでしょうか?  トンビと言えば海などに行くと上空を悠然と飛び回っている鳥として思い出されるのではないでしょうか? この座り方の名前はこの飛んでるトンビの翼の先がカギに曲がっている形状に由来するのです。 続きを読む

正しく歩くための痛み止め

 以前お通い頂いていたクライアントで、お生まれになった時に股関節が脱臼している先天性股関節脱臼が合った方でした。 脱臼自体は装具により整復して痛みもなく生活されていたのが、いわゆる更年期の時期に変形性股関節症が発症し、歩くのも大変痛むと言う状態の時にお会いしました。 続きを読む

脊柱管狭窄症 ゴルフが出来た!

 「ゴルフでドライバーが打てました」と、うれしい報告を頂きました。 この方は脊柱管狭窄症で、長年足のしびれと腰の痛みに苦しんでこられた方です。 元々、スポーツマンでがっちりした体格のナイスミドルです。 まだこの方は完治までは至っておりませんが、施術開始からすぐ足のしびれは消えたそうです。 また、スィングもアイアンでは、腰の痛みがそれほどでなくてもドライバーになると腰に痛みが出るとの事でしたが、今回ドライバーも振れたし、カートは使ったものの久しぶりに1日プレーできたのが大変うれしかったとの事でご報告を頂いたわけです。  続きを読む

対処療法と根本療法

対処療法で私が思い出すのが、以前診させて頂いたことが有るSちゃんです。 Sちゃんは小児麻痺で、尖足(尖足)が有りました。 尖足とはかかとが浮き上がってしまい、足の裏全体を地面につけない状態の病名です。 私が彼女に会ったのは、彼女が10歳頃の時です。  続きを読む