室伏選手おめでとう ・・・・・室伏選手のトレーニングに思う

 男子ハンマー投げの室伏選手、今回のオリンピックで銅メダルでしたね。 競技者として、記録こそ最盛期より落ちているとはいえ、トップに君臨し続けると言うのは大変な努力がいることだと思います。 ですから、今回の銅メダルは本人もすごくうれしいのではないでしょうか? 加齢により否応なしに筋肉は弱くなっていきますから、年齢を重ねると言う事は、アスリートにとって宿命であり、克服すべきものですよね。 今回の室伏選手の取り組みはテレビでも盛んに取り上げられましたから、ご覧になった方も多くいらっしゃるのではないかと思いますが、「赤ちゃんの動きに習う」というトレーニングが紹介されました。 筋肉の代わりに腹腔と言うお腹の空洞をいかに使うか、と言うチェコの先生のメソッドだったと思います。
 私はこの考え方は、筋肉の弱い赤ちゃんの動きは、つまり重心移動により、無駄のない動きが導かれていると言う事だと思います。 また、その重心移動を、行うためには、身体全体の連動する動きを作るためのメカニズム、つまり筋膜をイメージしトレーニングすると言う事ではないかと思いました。 魚が泳ぐように体全体が連動して動く。 これは新しいアイディアではありません、太極拳で師匠にいつも注意されたのは、「手が1センチ動いたんだから、足も、腰も頭も1センチずつ動きなさい」 と言う教えでしたが、これなどもまさに全体性を取得するために必要なトレーニングなのだと思います。 又「常に引力を感じなさい」とも教えて頂きました。 (これは筋肉が緊張してるような状態ではなかなか感じれない事なんです) 大東流合気柔術の佐川師範と言う名人はその自伝で「わしの最強だったのは70代だった」と語られています。 力=筋肉ではない世界が歴然とあるのですね。 これからも西洋体育の世界もこのような東洋体育的なメソッドがさらに活用されるようになるのではないでしょうか? だって、アフリカ系の方々の筋肉見たら、おんなじ土俵に上がっちゃダメじゃない、と私には思えてしまいます。 また、室伏選手に戻りますが、さらに今回は、身体のバランスを回復するトレーニングに力を入れられたようでした。 テレビでは、右の臀筋が弱いから、そこを鍛えなおすと言う事を言っていたと思います。 確かに、ハンマー投げはいつも同じ左回りですから、身体の歪みは、どんどんきつくなってくる事は想像に難くありません。 この左回りと言う動作は、体重が右から左に移動を続けるために、右の骨盤が前に出るクセがついてしまいます。 これはイソガイ療法で言うところの右足の長いタイプの歪みと言うことになります。(野球の右投げ右打ち、ゴルフの右打ちなどすべて同じ動きの仲間ですね。 ゴルフなどでも時々逆打ちの素振りをされる方がいらっしゃいますが、有効な捻じれとりになります。 先代は逆打ち3倍で歪みを取りなさいとアドバイスされてます) この身体のクセがスポーツの場合、パフォーマンスを上げることもあれば、下げることもあると思いますが、今回室伏選手は歪みを取り除く、という方向のトレーニングをした結果が「銅メダル」ですから、うまく行ったと評価すべきではないかと思います。 室伏選手、おめでとうございました。   
 

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