礒谷療法の各種体操の意味と相互補完性

礒谷療法では、自宅矯正法として、寝る時の脚の3本紐縛り、膝抱え、屈伸体操、を3本柱にしていますが、私はそれに腰枕も必須ご指導させて頂いております。
それぞれの体操に関しましては再三このブログにも書いてきましたので今さら感が有りますが、今日はそのコンビネーションと言う事でこれらの体操を見てみたいと思います。 まず、ひざ抱え運動ですが、これは背骨を凹に丸めて揺することで、股関節周りから、骨盤周り、脊柱周り、と筋肉を合理的かつ安全に緩めてくれます。
人体で最大の筋肉から緩めていくことは、アナトミートレインの筋膜の繋がりを見ても必要な事ですし、それ抜きには根本治療は考えられないと思います。
次に、腰枕ですが、これは簡単で気持ちがいいので、みなさん割と当たり前の様に習慣になります。 腰が硬い初めはきつさを感じますが、脊柱が柔らかくなりますと、気持ちよくなりうっかりすると寝てしまう事が有ります。 最近はやりの骨盤ダイエットなどで腰椎に腰枕を当てるやり方だと、脚を縛っていないために股関節で、せっかくの矯正の効果が逃げてしまいます。 また、それを逃がさない様にと『足の指を重ねて頑張る方式』は、せっかく緩めたいところが筋肉の緊張のために緩まらず効果半減だと思います。 さらに、この静かにテンションをかけ続けることにより靭帯までもがストレッチされるのです。 ですから、腰枕もご自宅での矯正の必須項目になるのです。( 当院では、座布団矯正と言う礒谷療法の心臓部分の一つである矯正を行えますが、ご自宅ではこの矯正は危ないので絶対行わないでください、となっております。 その理由は私は起き上がり方を間違えると、逆に腰などを傷めるからだと思います。) そして、この腰枕矯正は脊柱を凸にします。 ですから、膝抱えの凹と凸を両方行う事により、脊柱の自由度を、可動域を広げていくことが出来るのです。 ただ単に矯正としての癖付ならば、X脚の方は膝抱えだ(X脚の方はそり腰なので)、O脚の方は腰枕だけ(O脚の方は背骨が後湾しているため)やればいい訳ですが、礒谷では両方やることにより、脊柱を柔軟にして、その上で脚からつながっている骨盤の傾斜にかかわる筋肉を屈伸運動で鍛えて、骨盤の状態を変えて、その上に繋がっている脊柱の状態を自然に変えていく、と言う考え方をするのです。 ですから、「あまり時間が無い時などはどの体操をやればいいですか?」と言うようなご質問を受けるのですが、それぞれ意味が違うから、どれかと言うのは難しい事をご説明し、なおかつ、それでもと言うのなら、私はやはり屈伸体操をお勧めします。
脚は鍛えて鍛えすぎと言う事は有りませんし、緩めるだけだと結局は症状を軽くしても又すぐ歪みやすくもなってしまうから、根本を考えたときには『鍛える』と言う部分に取り組まないと、上積みが効かないと思うからです。 そもそも、私がこの礒谷療法に出会ったのは、気持ちよく身体を緩めると言うような手技では、またすぐもとに戻ってしまうと感じたからでした。 弛めて、整えそして固める。 この繰り返しで身体は、本来の機能を回復していくのだと思うのです。 退屈な運動ですし、みなさんお忙しくて時間がなかなか作れないとおっしゃいますが、健康あっての生活です。 歯を磨きながら5分、電車を待つ間5分と少しづつ取り組んでみて下さい。

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