ビッグイシュー(The Big Issue Japan)を読んで

 この本の事は、以前お客様にお聞きして知ってはいましたが、ホームレスの問題などに関しての知識が乏しく、カンパ等するならWWFやユニセフ、あしなが育英会などと思っていましたので、手に取ってみようとしませんでした。 しかし、数か月前に私の好きな『神との対話』と言う本の著者の自伝映画をDVDで観る機会がありました。 それは本で一度読んでいたことなのですが、著者のニールさんが、交通事故にあい鞭打ちになり、仕事をお休みしなければいけなくなり仕事をリストラされ、家庭もうまく行かなくなり離婚、家や財産を別れた奥さんに渡し、自分の財産を車に押し込み家を出て、目を離したすきに車ごとすべて盗まれて、瞬間的にホームレスになってしまうと言う、実話映画だったのです。 人間の運命が、自分のせいでもなくこんなに簡単に歯車がずれてしまう事も有るんだな、と考えさせられました。 そして、5月のある日西荻窪の改札を出て職場に向かおうと南口に出たところで、急にビッグイシューの販売をされてる方が目に入ってきたのです。 前からいつもいらっしゃったと思うのですが、自分の進行方向から少し外れていたため、今まで気が付かなかったようです。
 初めての購入は、何となく周りの目も気になり、自分の気持ちも正直カンパしてあげる、と言うような気持だったのですが、『情けは人の為ならず』とは、本当ですね。 ビッグイシューに私が助けてもらいました。 ビッグイシューとは、大きな問題と言う訳になると思いますが、何でこんなに大事な大きな問題を自分はこの年まで知らなかったのだろうと言うような記事が毎号に有ります。 そして、毎回隅から隅まで記事が面白く、飛ばし読みするところが有りません。 毎回のっているコラム、自閉症の東田直樹君は自閉症の方がどういう思いを持っているか語ることが出来る稀有な存在です。 以前紹介した「僕は考える木」の少年の様にご家族の献身的なご努力でコミニュケーションの手段を手に入れた、彼の言葉は、毎回感動を覚えます。( 私は彼の『飛び跳ねる理由』も読みました) 雨宮処凛さんも、鋭い感性で毎回共感できます。 
 この本は、日本と世界が抱えるマイノリティー、弱者の問題などが前向きな形で紹介されていますから、うっかりすると気が付かずに通り過ぎてしまうような事、様々な人々の前向きな取り組み、知っていると人生が豊かになる、そんなヒューマンな雑誌です。 初めての方は、購入に照れてしまうかも分かりませんが、大きな駅では販売者さん方がいらっしゃいますから、是非一度購入してみて下さい。 1冊300円です。 
  

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