O脚とX脚の割合 股関節の話 2

 1の続きです。 O脚の人の方が圧倒的に多いと言う事を説明させていただきましたが、ではなぜO脚の人の方が多いのでしょう?
 これは、人間の身体のデザインがそうなっているからと言ってしまえばそれまでですが、例えば、重たい物を持ち上げる時に足の状態はどうなっているでしょう? ほとんどの方は脚を開いて持ち上げると思います。 その方が底面積が広がり安定して力が出しやすいですよね。 歩くと言う動作にしても、基本的には骨盤が前方に出ていくために開く筋肉の方が多く使われます。 しかし、X脚の方の様に骨盤が前方に転位してそり腰になっていて、歩くときも骨盤が前に出なければ、股関節は開きません。 ものを持ち上げる時も同じです。 ですから、歩きや動作の中ですでに得意な身体の使い方が固まってしまっている方は、結局得意な筋肉ばかりを使い、その筋肉が強くなりバランスが悪くなってしまうのです。 つまり身体の使い方次第で筋肉の緊張から起こる、O脚X脚の問題、さらには骨盤の傾斜、背骨の状態の問題が起こってくるわけです。 礒谷療法はそのバランスの悪さを治すための療法なのです。 ウォーキングを解説した本やテレビでは、股関節の左右差までの話はされてませんから、自分のどちらの脚の骨盤が出てるとか出てないとか自覚されてる方は少ないと思いますが、そう言う所を注意して歩かなければせっかくの努力も逆効果になりかねません。
 さて、前回はO脚とX脚の方の割合を見ましたが、ここで左足が長い方と右足が長い方の割合を見てみましょう。
 礒谷公良先生の『礒谷療法』では、左脚が長い人が77.2%、右足が長い人が22.8%と言う数字が表になっております。 (以前のブログでは少し違う数字をご紹介したことが有りましたが、この本ではこのような数字です) つまり、圧倒的に左足が長い人が多いわけです。 これの理由はやはり利き腕との関係だと思われます。 右手が利き腕の人は例えば字を書くときなどどうしても右に重心がより易いのではないでしょうか? 重心が片脚に寄ると言う事は、その脚が短くなることを意味しますので、右に重心がかかると言う事は左足が長くなると言う事になります。 皆さんも無意識で机に向かい座っていると、どちらかに片寄った体重のかかり方はしませんか? しかしこの割合には最近変化が起こっていると思われます。 それは、多分にスポーツの影響だと思います。 最近は小学校に入る前からスポーツ教室に行って、サッカーをするなどと言う話も珍しい話ではなくなってきています。 スポーツの世界では、左利きは重宝されますし、スポーツの種類やポジションによっては、重心を左に置いたり、右脚が前に出たり、と言う事が起こりますから、昔より右足が長い人が割合的に増えているのではないでしょうか?   
 

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