礒谷式腰枕

 以前から、姿勢の矯正に腰椎と言う背骨の肋骨がついていない部分から骨盤までのところに、ペットボトルや、丸めたタオルを当てると言う方法は有りました。 最近では本屋さんで女性向け雑誌のコーナーにかなりボリュウームのあるおまけつき雑誌みたいなものの中に、多分空気で膨らませるような腰枕も見かけました。 礒谷療法では、先代礒谷公良先生が60年ぐらい前からこの方法を完成されております。 瀬戸物で突起が出たオブジェのような枕ですが、特許も取られていたと思います。 ここで大事なのは、先生は股関節の研究から、この枕での矯正を作られてますから、背骨の動き、骨盤の動き、股関節の動きと言う繋がりをきちんと把握されていた、と言う事です。 と言うのは巷の健康法の腰枕では足を縛って腰枕を入れると言う事をしません。 これは、片手落ちもいいとこです。 と言うのは、股関節が開くから、骨盤が寝て背骨が猫背になると言う連動した転位からすれば、その丸まった背骨を逆に反る腰枕は骨盤を起こしはしますが、股関節になると開いて逃げてしまうのです。
 ためしに背骨の下部、ベルトラインのすぐ上の当たりに丸めたタオルを入れて寝てみて下さい。 脚はだらしなく開くのが確認いただけると思います。 これでは身体全体を考えたときにきちんと矯正になりません。 礒谷では、こうした動きの無い矯正を静的力学矯正と呼んでいます。
 静的力学矯正では、一定の方向性と圧力を身体全体に与え靭帯やインナーマッスルまでをも矯正するのです。 アナトミートレインなどを見ますと、身体は足の裏から頭蓋骨まで色々なラインでつながっているのが分かります。 これらのラインがきちんと整った状態を作らないと、結局はせっかくの矯正も一過的なものにしかすぎません。 そして、身体を動かす時にどの部分も等しく動くような状態に近づくことが理想だと私は考えています。 腰枕はそのためにも簡単で効果的な方法と言えるのですが、枕を入れる時出す時などに身体を捻じったり、時間を長くやりすぎたり、終わってすぐ間違った動作などをされると逆効果になる事も有りますから、ぜひ直接指導を受けてからお試しください。   

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