コーヒーと紅茶

 先日安保徹先生の本で面白い話を見つけました。 糖尿病の治療がなかなかうまく行かない訳の説明なのですが、『日本の医療は糖尿病の先進国であるアメリカにその治療方法を学んでいる。そして、そのアメリカ人はヨーロッパから移住してきた人々ですが、ヨーロッパは気候風土もアメリカ大陸に比べて厳しい条件に有るから、そう言う厳しい気候条件から基本的に楽な条件の土地に移り住んだから身体に余裕が出来、その結果副交感神経が優位になっている。 ですから、アメリカ人の糖尿病は、副交感神経に刺激された食欲の結果、食べすぎで発症している。 翻って日本では、ストレスのはけ口として食欲を満たす事によって(ストレスは交感神経を刺激しています)、病気が発症しているから、アメリカ人とは全く逆の発生機序なのに、食事制限などして行き場のないストレスの行き場を奪うから、病気が治りづらい。』と説明されていました。 
 これを読んだときに、アメリカ人のコーヒー好きの理由が分かった気がしました。 ドイツの神智学者ルドルフ・シュタイナーは、コーヒーは意識を集中させるから、仕事をするときに適した飲み物であると言っておりますが、まさにこの話と符合いたします。 逆にシュタイナーは紅茶は心身をリラックスさせ、意識を拡散させるので、休息に適していると説明していたと記憶しています。 ですから、いつもキリっとしているイギリス人は神経をリラックスさせるために紅茶を好むのでしょうね。 最近はアメリカ人並みにコーヒーを1日何倍も飲むと言う方も多く見られます。心療内科医の於保哲外先生は「良薬口に苦し、悪薬口に甘し」と言われておりますが、以前お聞きしたお話ですと、「若いころ見学に行った精神病院の入院棟では、インスタントコーヒーの大瓶を1週間位で飲んでしまうので、その時は患者さんたちはずいぶんコーヒー好きなんだな~、と思っていたが、まさに悪役口に甘し、コーヒーに氷を入れて冷えた体をさらに冷やしていたんだよ」と言われてました。 以前、摂取する水分の量(むくみの話)を書いたときにも言いましたが、カフェイン、アルコールは身体の外へ水分を出してしまうから、飲んだら飲んだだけ別に水分を取らないと水分不足になりますよ、ついては西式の「尿の色が、いつも透明になるように水分を取りなさい」と言う素晴らしいガイドラインを参考にしてください。 と書きましたが、だんだん寒くなってるこの季節「冷え」も合わせて考えたいですね。   

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