Q&A ハイヒールは悪者ではない?

 数回続いている『骨盤~』の本の中の、なかなか、興味を引く見出しです。 「足の指を上げることで足裏を強くできると言う事は、つま先立ちをしても同じ効果が得られると言う事になります。 つまり、理論的にはハイヒールを履くとアーチが強調されて足裏を強い状態にすることが出来ると言う事になります(中略)外反母趾などの原因は、ハイヒールに有ると言う説をよく聞きますが、ハイヒールを履いたことがない人でも外反母趾になりますので、ハイヒールが必ずしも原因の全てとは言えないのです」 外反母趾は、足の親指が使えていないために、指周辺の靭帯が緩んでしまい外側に骨自体が出っ張ってしまう状態です。 ですから、、幅が狭く足の指の付け根の真ん中あたりに一極集中で前に荷重がかかるハイヒールが外反母趾の原因ではないとは、ちょっとビックリです。 確かに足先を上げたり、つま先立ちは足底のトレーニングになりますが、靴でそのかっこを作るのと意味がまるで違いますよね。 長時間靴でそう言うかっこを作られれば、小山裕史先生もおっしゃられているように、膝を伸びきらなくさせて、前後のバランスを取るようになってしまい、前荷重はふくらはぎの筋肉の緊張を高めてしまいます。 アナトミートレインと言う筋肉を包む膜の解説をしている本を見ると非常に分かり易いですが、ふくらはぎの裏側にある腓腹筋からアキレス腱、脚の裏の足底腱膜はひとつながりの膜ですから、前荷重は足の裏を緊張させ続けている事になるのです。 トレーニングの様に短時間やるのと、長時間その状態で生活するのではたとえ同じことをやっていても意味が違います。 筋肉・筋膜は身体を包むように出来ています。 ですから、例え足の裏の一部でも不必要な緊張を作るとやはり全体に影響が出てしまうのです。 礒谷療法的に外反母趾の原因を説明すると、外に荷重がかかるために親指側(内側ですね)が使えていない状態による。と言えます。 股関節の状態で言うと外転と言う、大腿を外に引っ張る力が強い転位をしているから、となります。 ですから、ハイヒールが原因の全てではない、と言うのはその通りだと思います。 一度弛んでしまった靭帯は元に戻りませんが、股関節を矯正し、脚の裏に正しく体重が乗ってくれば、それ以上の進行は防げますし、痛み等も程度によりますが、無くなるか軽減します。 それには礒谷の屈伸運動が非常に効果的です。 又補助的に足底のトレーニングを合わせて行うとさらに効果が期待できます。  

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Q&A ハイヒールは悪者ではない?」への2件のフィードバック

  1. 外反母趾って母親にあると数%は娘にも起こりますね~。
    外的な素因以外に遺伝的な傾向がややあるように思いまする。

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  2. コメントありがとうございます。 やはり骨格は遺伝しますから、似た問題が親子ともに起こることはあると思います。 外反で痛みが有ると、親指に力が掛からない様に歩いたりするようになりますから、お気を付け下さいませ。 外減りした靴は、即補修でおねがいいたします。 紐縛りも効きまっせ。

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