一家に一冊 東城百合子先生『自然療法』 あなたと健康社刊

 私の家には、ずいぶん昔から祖母がこの本を持っていたようです。 生活のどういう場面で活用したのか記憶には有りませんが、ですから私には古くからのなじみのある本です。 ご存知の方も多いと思いますが、栄養学からキャリアをスタートさせた先生は、その後の人生で大変な苦労をされて、どん底の時に哲学的な師を得られ食養を通して、『生きる』と言う事を教えてくれます。 内容は、日本に古来から伝わる民間療法のやり方と、玄米採食を中心とした食事療法が2本柱になっております。
 私は、基本的に礒谷療法を信じておりますのが、合わせ技は有効だと思っておりますので、クライアントの方々にも機会があると先生の本などはお勧めしております。
 (合わせ技にするときは、1に食事、2にお茶などの薬効が期待できて手軽で安価な物、3に漢方薬が基本スタンスとなっております。) 先生の著作はたくさんありますが、どれか1冊と言われればこの本を迷わずお勧めいたします。 特に慢性的な疾患を抱えている方の場合、食事や生活習慣がその状態を作ってきたと言う事が大いにありますから、まずこの本でご自分の食生活と比べてみていただき、改善すべきところが有れば少しずつでも、積極的に変えていっていたただきたいと思っています。
 礒谷の屈伸運動は、やればやるだけ効果が出ますから、ドシドシ増やして取り組んでいただきたいのですが、単調な運動で飽きてしまい皆さんなかなか回数が増えません。 以前、脂肪肝の方がいらっしゃったのですが、この方は虚弱な体質で「食べたいと思って食事した記憶はない。 いつも義務で食事をしてる」とおっしゃっておりました。
 楽しみでもある食事を楽しめないとは何ともつらい症状だと思い、何とかお役にたちたいと色々と矯正も工夫をしたのですが、有る時この本に紹介されてる、こんにゃくの温湿布を紹介したところ、今までにない爽快感が出てきたと、大変喜ばれておりました。 そして、その体調の良さは屈伸の回数増加に繋がっていけると思い、これこそ合わせ技だ、と思いました。 せっかくのいいお食事も身体が歪んで、内臓に圧迫などが有ると、おいしさも半減するし、栄養も十分に吸収できないと思います。 最近は色々な食養の本なども出版されていて、どういうのがいいのかと悩まれることも多いと思いますが、まずこの本で食の原点を見つけ、その後に治療目的でしたら、西式健康法、ゲルソン療法などを読まれるといいのではないかと思います。 昔は、風邪をひいたら、長ネギを焼いたものを首に巻いたり、梅干しの黒焼きにお湯を注いだものを飲んだりしましたが、そうした日本人の知恵は、効き方は穏やかかもしれませんが、副作用もありませんし、身近なもので問題の本質にきちんとアプローチしていると思います。 症状だけを消せばいいと言う現在主流の考え方の対極のスローメディシン(いい言葉ですね、今作りました。すでにもうある言葉かな?)ですね。  
 ただ、私がこの本で唯一残念なのは、自彊術が紹介されているのですが、この体操はまず体に左右差がなく、股関節が柔軟で筋肉がしっかりお有りになる方がやられる分にはいいと思いますが、そうでない方には、控えていただいた方が安全だと思います。 すでに股関節が開きすぎてる方が、目いっぱい股関節開いたらいいことある訳有りません。 

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一家に一冊 東城百合子先生『自然療法』 あなたと健康社刊」への2件のフィードバック

  1. コメントいいですか?
    豆本講座のヨンネです。
    うちも母が同じ本を持っていました!ので思わず。
    子供の頃、私のアレルギーがひどく自然食療法を勉強していたみたいです。
    おかげで皮膚などは治りましたが、親元を離れた今の私の食生活は荒れ気味。このブログ見ながら内省中です。猫背もひどいし・・・。

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  2. 食生活乱さないように頑張ってください~。
    東城先生の本は西荻だとホピット村にもありますから
    是非手元に1冊置いておいた方がいいですよ。
    熱が出た時とか、いざその時だと用意間に合いませんから、
    普段からぱらぱら、見ていると何となく活用出来ますよ。

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