臨床例 変形性膝関節症

 股関節とともに体重を支えなくてはいけないため、立っている間負担が掛かるために大変つらい疾患の一つです。 そもそも、なぜこのような状態になってしまったのかその答えによってアプローチの仕方に差が出てくると思います。 病院では、まずレントゲンを撮り、病名が確定したら、痛みどめが処方されたり、ヒアルロン酸などの局部注射が行われる等するようです。 また、膝にたまった水を抜くなどの処置がなされる事も有ります。 礒谷療法でもすでに変形してしまった骨を元通りにはできないと思いますが、痛みを軽減させ、それ以上の症状の進行を食い止めることはできます。 
 私は礒谷療法の理論・矯正をベースにアプローチをしております。  膝痛、変形性膝関節症どちらも発症のメカニズムは同じだと思います。 スポーツの膝痛、サッカー、テニス、ゴルフ等でも書きましたが、大腿部(太もも)と下腿部(すね)の、膝を挟んで上下のパーツの関係性が原因です。  上下の骨のかみ合う所が、均一になっていればその負担が分散されていたものが、偏りによりどこかに負担が集中してしまった為に、軟骨を削ってしまい変形が始まったと考えています。 そして、その状態を作ってしまったのが、股関節の転位による身体の使い方のクセなのです。(事故などの外的要因を除いてです)
 ですから、アプローチの方法は、①身体の使い方のクセを発見し、痛くなる使い方をしないようにする。 ②膝の上下で関係性を作り直すために、筋肉の硬い部分、緊張している部分を柔らかくする。 ③膝の上下の関係性を悪くさせた弱い筋肉を鍛える。 これらのことを同時に行っていくのが合理的な方法になります。 礒谷療法はこれらのことを系統だててアプローチしていくことができます。 臨床例① 脛の2本の骨をスキーにより粉砕骨折、ボルトを入れて固定により完治。 しかし、その後テニスなどのスポーツにより痛みが出てしまう。 色々な痛みを取ることなどをやっていたため、変形に進んでしまう。 痛みがきつくなり、お医者様に手術を勧められるが、その前にと礒谷の門を叩く。 杖を突いて歩いていたのが、杖なしでも歩けるようになる。 痛みが完全に消えたわけではないが、ある程度自己矯正でコントロールはできている。 こちらの方の場合は、骨折による膝の上下の関係性が自然な状態ではないので、なかなかいい状態の維持が難しいのですが、本例から分かるのは、痛みを取る事だけに集中していると、大本を見逃してしまうと言う教訓です。 痛みを取りつつ、根本的な矯正をお勧めいたします。    

広告

コメントは受け付けていません。