人工股関節のリハビリとして

 変形性股関節症などの疾患から、人工の股関節に置換する手術を受けられている方がいらっしゃいます。 私が礒谷療法学び始めた10数年前から比べるとその手術を取り巻く環境もずいぶん変わったようです。  ①これはさらに前の話ですが、まず人工の骨を自分の骨につなげる為に、骨セメントと呼ばれる接着剤のような物を使っていたために、転倒したり、強い衝撃を加えるとそこが緩みはずれると言う事故があったのが、人工骨の表面加工により自骨が自分の骨と認識し自分の骨芽細胞が骨折を自己修復するようにできたため、飛躍的に強度が上がった事。 ②人工骨が日本人により合うものに改良された。③ ②の形状とともに素材もセラミックなどより良くなった。④手術の術式が改良された。 特に大きい影響が有ると思われるのは、中臀筋などの立つために必要な筋肉を切断しないでも置換手術ができるケースです。 この場合以前だと術後2週間位立ち上がれなかったものが、術後わずか3日でリハビリが始められるそうです。 これにより、高齢の方ほど、リハビリに行くまでに弱くなってしまっていた筋肉が弱らずに済み、結果が非常にいいようです。
 ですから、以前は手術後10年と言われていた耐用年数も最近では、先生により15年、20年と言われるケースが有るようです。 (この辺は個人差も有りますし、担当の先生のご判断もあるでしょうからあくまでも一般論として)
 また、自骨の手術の方(骨切り術、骨頭回転術など)も礒谷療法を保存療法としてやられております。 どちらの手術の方も筋肉の状態は手術以前と変わりが有りませんから、股関節周辺の筋肉の状態をニュートラルにしておかないと、結局せっかく手術したのに、またその周辺痛に悩まされることになりかねません。 股関節自体には神経が無いので、臀部の後ろや外側に痛みを感じたり、股関節の捻じれから膝関節が痛くなったりします。
 股関節回りの筋肉の状態が全身に影響するのは、手術をされてる方でも全く同じなのですから。 リハビリや健康維持体操として、礒谷療法を生活に取り入れてみてはどうでしょうか? ご相談随時お受けいたします、お気軽にどうぞ。

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