礒谷式腰枕の使い方

 礒谷療法では、先代公良先生の考案された礒谷療法枕と呼ぶ、瀬戸物の枕を使い腰を伸ばします。 先生の考えられた療法は非常にアカデミックな組み立てで構成されています。 矯正の手順など、少し変えてみてはどうだろうなどと試行錯誤してみても、やはりきちんと先生式のやり方がやはり、合理的であると結論いたします。 療法の矯正には動きの無い静的力学矯正と呼ぶものと、動きを伴う動的力学矯正の2種類があります。
 静的力学矯正は、靭帯、インナーマッスル、関節その物に働きかける矯正であると、私は考えております。 とくに靭帯はなかなか筋肉のストレッチの様にしても効果があまり期待できません。 其れは、靭帯には持続的な10分ぐらいの圧が必要になるからです。 (ですから、療法では股関節の角度を矯正したら、その状態に合わせて、筋肉を緩めて、次に靭帯を緩めて最終的に筋トレでその状態を締めて固定すると言う流れを矯正の定型にしております。)
 そしてその静的力学矯正の中の一つに、腰枕矯正が有ります。  突起のついた長さ約18センチ、幅11センチ高さ約9センチの陶器です。
 この陶器の枕を脚をキチンと縛ったうえでオヘソの下背骨の腰椎3,4番と呼ばれるあたりに入れて、お尻と肩でブリッジを作るようにして、初めての方は3分ぐらいから初めて10分間入れておくのです。 最高に長くやっても15分までです。 これ以上やると刺激が強すぎて逆効果になるからだと思います。
 入れる時抜くときは、かかとを目いっぱいお尻に近づけて、脚の力で腰を持ち上げて真横にスライドさせて行います。 最近腰枕はいい、と評判になり一人歩きをしていますが、きちんとやらないと危ないですし、効果も乏しいと危惧しております。 やってみれば分かりますが、膝上1本でも足を縛らないと、骨盤と背骨との関係性にアプローチしたいのに脚がO脚に逃げてしまいますよね。 ストレッチをするときは、始まりを固定してそこから伸ばすから効くんであって始まりを固定しなければ大してストレッチ出来ないと思います。 ですから、皆様にはぜひきちんと腰枕をやっていただきたいと思います。 初めての方や腰痛が有る方は無理をせづ、タオルをロールケーキのように丸めて、両端を輪ゴムで止めて腰枕を作り(厚みは個人差が有りますから、最初は低い物からスタートされることをお勧めいたします。 慣れてきたら10センチ直径位でいいのではないでしょうか)きちんと膝上1本できたら3本縛ってオヘソの下に腰枕を入れ3~10分痛みが出ないことを確認しつつ時間を伸ばしてください。 膝抱えと合わせて取り組むと健康としても最高ですよ。

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