猫背、どこまで進むの?

 猫背、しつこく書いていこうと思っています。 意外と猫背に対する認識が甘いと感じているからです。 猫背は単に美容の問題だけではなく、あらゆる病気お遠因にもなりますし、誰にでも起こりうる問題だからです。 猫背は礒谷療法ではO脚だから骨盤が後ろに倒れてそのつながりで背骨が後ろにたわむことによって、発生すると言っております。 例えば農作業などを見てみますと、まずクワやスコップなどの道具を使うときには脚を踏ん張り外股に使うことが多いと思います。 さらに肥料や土など重たい物を運ぶときは股関節を開き踏ん張らないと持ち上げたり運んだりはできません。 そんな過酷な重労働をごく若い時から長い年月行っているので農村部のご高齢の方に都会ではあまり見ないすごく進んだ猫背の方々を拝見するのです。
 下腹が前に突き出し、背骨がヘアピンのように曲がり、顔が真下に向いてしまっているようなお姿ですね。 お身体に長い間の重労働が刻まれているようです。 また、以前拝見していた方ですが重度の関節リュウマチを患われた方で、1年間で15センチぐらい背が低くなってしまったと言うご婦人がいらっしゃいましたが、この方が背が縮まれてから、レントゲン写真を取られたら、肺が骨盤の中に入っていたとおっしゃっていました。 私が見たわけではないのですが、その方はご自分でもその写真をお医者様の説明を聞きながら見たから間違いないとおっしゃっていました。 
 ですから、ほかの臓器も圧迫を受けているし、腸なども癒着を起こしているとの事で、股関節から骨盤を操作するにも刺激が強くならないようにしないといけませんでした。 この方もご実家が農業と製粉関係のお仕事だったので、ずいぶん小さいころから重い粉袋を運んだとのことでした。
 ですから、この方も療法を始められた最初は足の位置をその方に合うように決めたスクワットの様な運動が、ほとんどできませんでした。 この運動は自分の得意な筋肉をストレッチし弱い筋肉を鍛える自重で行う理想的な有酸素運動ですが、この方の場合あまりにも骨盤が後ろに寝てしまっているために、股関節を後ろに引く(いわゆる、でっちり姿勢)事が出来なかったのです。 それでもこの方は我慢強くこの運動を続けられ初めての時には1回やるのに苦しんだのに、1年後には1時間も運動されるようになりました。私も今は研究しこうした方でもこの運動に楽に取り組めるようにご指導させていただけます。猫背は百害あって一利なし、です。

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