ピラティス・ヨガで身体の痛み?

 以前にご相談をいただいた中年女性のケースです。 健康のために近くに出来たスポーツジムに週に2,3回熱心に通われて、ピラティスやヨガのクラスにも出られてトレーニングに励まれていたそうです。 始めのうちはやはりそれまであまり熱心に運動をする方では無かった方なので、身体を動かすと代謝も良くなり、夜も安眠できいいことずくめだったそうです。 しかし2年ぐらい過ぎたあたりからだんだん体調がすぐれなくなってきてしまった、と言うご相談でした。 具体的には、食欲が無くなり、肋骨の下部が痛み、気力が出ない、気分が塞ぐ、などの症状です。
 まず、この方を拝見した時の第一印象はちょっと猫背が進んでるなーと言う物でした。 礒谷療法では、猫背はO 脚が骨盤を後ろに引っ張り、後ろに引っ張られた骨盤が背骨を引っ張り猫背になると言っておりますが、まさにO脚の診断がつきました。 お伺いしてみますと、やはりほかの方より関節がもともと柔らかく開脚が得意で、さらに磨きをかけるため熱心に開脚系のポーズをやられたそうです。 ご本人はもちろんO脚と猫背の関係などご存じないので、開脚はできればできるほどいい事であると信じて疑わなかったわけです。 何事もバランスなので、行き過ぎれば身体に支障をきたすわけです。 さらにこの方の場合、左の足が長くなっていました。 床に座られるときにはお尻を左に落とした左横座りがお得意のポーズです。 
 左横座りをやってみていただけばすぐ分かりますが、左の脚は外に捻じれて、右の脚は内に捻じれていますよね。 そうした筋肉のくせが身体についてしまっている分けなのです。 礒谷療法では足の長さと内臓器官の疾患の因果関係を統計的に言っております。 左足が長い場合は、泌尿器系・消化器系・生殖器系にトラブルが起こりやすく、右足が長い場合は呼吸器系・循環器系にトラブルが起こりやすいと言っております。 (あくまでも統計によるもので、このケースに当てはまらない事も有ります) ですからこの方の場合を症状に当てはめて読み解くと、まず運動で股関節を開きすぎてO脚が進行しすぎて、背中が丸まり肋骨がおなかに食い込むような形になっている。 さらに、左足が長いために,消化器にトラブルが起こり、エネルギーが吸収できなくなり、力が出なくなっている。 実際、左足が長いと鬱的な症状も出てくるのです。 運動はですからバランスよくやるように心がけてください。 すでにバランスが失調しているのなら、運動の前に専門家にご相談ください。  

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