身体が歪んでるのに、均等なトレーニングって?

 身体がすでに歪んでいて、痛みがあったり、病気が発症してしまっているのに、左右前後、均等にトレーニングしてしまっていいのでしょうか?  例えば、関節の可動域も本人に自覚がなければ、広げやすい方を広げてしまいかえってその差が大きくなってしまうのです。 ですから、ウォーキングやジムトレーニング、ヨガなどで特に意識もなく、問題が解決した方達がいらっしゃいますが、そういう方達は、それほど歪みが大きくなく、少し筋肉がほぐれたり、代謝が良くなったりで問題が解決したと言えるでしょう。 しかし、歪みがもう少し進むとそうした運動などでは、問題を解決できなくなります。
 礒谷療法で問題にする股関節は、全動関節と言われる全ての方向に動く関節なので、色々な癖がついてしまいやすいのです。   例えば、開く方の筋肉が強い、内に捻じる筋肉が強いなどです。 そして、我々の生活からスポーツまで、全てその筋肉の導きとでも言うように、その得意な強い筋肉なりの動きを繰り返すわけです。  わかりやすいウォーキングを例にとります。以前の私の場合、歩きだしは、いつも体重が乗っていない、左足から出ます。 歩き始めると、左骨盤が前方に引っ張られる筋緊張で、骨盤ごと左脚が大きく前に出て右に進みやすくなります。  足の裏の重心は、外側に掛かりやすいので、脛の前外側筋肉が疲れます。 さらに、信号で待ってる間などは、常に右足に体重が乗ってしまっています。 人から声をかけられたり、何か音がした時は、右足に体重があり、背骨の側弯の関係で右から振り返るのです。 ちょっと思いつくだけで、これ位右左に差がすでにある訳です。  左右均等なトレーニングなど既にこれだけの差があれば、まず自分の意識だけで、ココの筋肉は、弱いから鍛えて、ココは強いからストレッチをしてと言う風には難しいと思います。  ですから、逆に差を無くす運動をする方が合理的だとは、思いませんか?
 それが、礒谷療法の屈伸運動という、スクワット体操なのです。 無理のない回数から始め、少しづつ回数を増やしていきます。単調な運動なのですが、だからこそ自分と向き合う大切な時間になっていきます。  

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