良薬口に苦し、悪薬口に甘し。 寝具編

 良薬口に苦し。これはよく聞きますが、悪薬口に甘し。 これはあまり聞いたことがないのでは無いでしょうか? 私の敬愛する、心療内科の先生から、教えていただいて言葉です。 これは、私の行う礒谷療法でも正に、言いえて妙だと感じています。
 例えば、立っているとき。 片足にすべての体重を乗せてしまい、もう一方の足を前でクロスさせた立ち方。 良く、交差点や、駅など何気なく立っている人で目にしないでしょうか? その方にはそれが楽になってしまっているのです。 その方が両足均等に体重をかけて立とうとすると、きっと窮屈に感じるのではないでしょうか? 身体のくせとは、常に私たちを楽な方、つまり甘い方に誘惑します。 また、私たちが生活に必要なものを選ぶときにも、この(自分にとって楽)というガイドは時として正反対のものを選択してしまいます。 例えば影響の大きい物としましては、布団、枕です。 
 身体が歪んでいると、その形のまま包み込んでくれる柔らかい布団が心地よく感じます。 しかし、歪んでいるからこそ、寝てる間の長い時間こそ、元の状態に戻すために、硬い布団を選ぶべきでしょう。 以前、知人の治療院に頭痛を訴える患者様が、来られていたそうです。 治療後すっきりとし、何日間かは、健やかに過ごせるものの、また症状が繰り返してしまったそうです。 そんなことを何回か繰り返した後、うっかり聞き漏らしていた寝具の話になったときに、初めてその患者様が、ウォーターベッドに寝ていたことを知り、その日からせんべい布団に寝てもらったら、症状は全快したそうです。
 西式健康法を創設された、西勝三先生は、硬枕硬床といい、木の上に、木の半円形の枕で寝ることを勧めています。
 礒谷式力学療法でも、礒谷公良先生は、せんべい布団を勧めております。 また、枕も最近はいろいろな形、素材の物が出回り、皆様どのようなものを選べばいいか分からない、と言うお声をよく聞きます。 結局はその方その方にあった物を使うのが正解だと思います。 とは言うものの慣れ親しんだものからいっぺんに変えるのは大変でしょうから、少しづつ変えていけばいいでしょう。 まずは、お体の状態を診させていただき、アドバイスさせていただきます。 気持ちのいい睡眠は、何よりいいものですよね。
 ご自分に合った寝具を選び、身体の歪みを治すように礒谷療法を始めてみませんか?  

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