『疲れない体 』を読んで。

2023年09月22日

 
  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【スタンフォード式 疲れない体】
 
 実はこのブログは3年前に書いて、一度投稿したものなのですが、なぜか消えてしまっていたので、再度投稿いたします。

疲れない体 スタンフォード

 この「疲れない体」〈山田知生著 サンマーク出版刊)を購入したのは、スタンフォードという権威に目がくらんだのもそうですが(>_<)、立ち読みした時にパッと目に飛び込んだ一文からです。  それは、将来メジャー入りが有望視されているあるピッチャーが「疲れがたまってくると、まず股関節の動きが今一になって体重移動がしっくりこなくなる。 そのうえ、上半身がうまく回転しないので腕も振れず、早いイニングでボールに勢いがなくなるんだ。・・・」という文章です。

 この文章の文脈では疲れを問題にしているので、細かくこの文章にコメントなど有りませんでしたが、私には「オッ!!」と言う文章でした。

 それは・・・・。
 疲れがたまってくるから股関節の動きが悪くなるのではなくて。

 考えるのが私が行っている礒谷療法では、股関節の動きが悪くなるから疲れがたまると考えるからです。

 そのメカニズムは、股関節の角度の偏り→骨盤の偏り→筋肉の緊張→背骨の誤った弯曲→自律神経の圧迫や血流の悪さ→疲れを作ると考えるわけです。

 ピッチングにおいても、偏った筋肉の緊張が股関節の角度を悪くさせるから、骨盤の動きも阻害されて、体の切れが悪くなり、腕の振りも小さくなってしまうと考えられるのです。
野球 股関節 硬い 整体 杉並

 と、この文章の話はここでとしますが、この本は非常にいい本だと思います。

 いい姿勢や生活習慣が疲れない体を作る、という見解も最近テレビなどで見るいい加減な健康番組などのように、簡単に~出来る、とか1日1分で~、のようなお手軽なものではなく真剣に色々な買う度から自分の健康作りに取り組みましょうという硬派な姿勢は、礒谷療法と通ずるところが有り大変共感しました。

 呼吸の方法などは違いますが以前ご紹介しました塩谷先生もいい呼吸をするには良い姿勢が必須と言われていたのと同様ですが、この著者はいい呼吸で良い姿勢が出来ると言われています。

 私は確かに、そういうこともあるとは思いますが、やはりその影響力という点で考えると、圧倒的に良い姿勢が良い呼吸を作ると思います。

塩屋信男 呼吸 整体 西荻窪 鴨下療法所

 例えば、猫背になると体の前後の重さのバランスを回復させるために前肩になりますが、この時に肩関節を前に引っ張っているのは主に大胸筋という胸の前側の筋肉です。
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 大胸筋は肺の入っている胸腔という胸の中のスペースを内肋間筋や横隔膜などと協調して動かし、自ら筋肉で収縮しない肺に圧力をかけることにより呼吸を行っている呼吸筋でもあるのです。

 ですから肩関節に問題、例えば四十肩や五十肩などが起こっている方は、かなりの確率で呼吸量も減少していることが想像できるのです。

 ラジオ体操などで深呼吸をしましょうと言われると、自然に顔は上に向きませんか?

 対して、ご自分が歩いている時の目線はいかがですか?

 この本を読んで、ご自分の姿勢について考えてみるのもいいかもしれませんよ。

良い姿勢を手に入れられる姿勢矯正×CS60の整体院
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