しゃがむ動作が苦手になってきた?

2024年10月28日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【立ったり・しゃがんだり】
 
 歳と共に、苦手な動作ってできてきませんか?

 特に、しゃがむ、しゃがんだ状態から立ち上がる動作。

 いかがでしょうか?

 私も、自転車で転んでひざを打ってから苦手になっていましたが、最近はかなり復活してきました。

 その経験を通しても良く分かりましたが、しゃがむためにも、立ち上がるためにも太ももの大きい筋肉、大腿四頭筋がしっかりバランスよく働いてくれることがとても重要です。

 この大腿四頭筋は私たちの体で最強の筋肉ですが、なぜ神様はこの筋肉を一番強く作ってくれたのでしょうか?

 神様という表現に関しては好き好きあると思いますが、人体に関しては本当に過不足無く素晴らしいデザインが施されていることを考えると、私は神的な働きを感じずにはいられません。

 で、私はこの大腿四頭筋の強さの理由は重力の影響下で体幹を支えるための強さであると思っています。
 
 その4つの筋肉は、大腿直筋、外側広筋、内側広筋ですが、最新の研究では、第5、第6の筋肉も発見されて研究されているそうです。

 そして、その働きのメインは股関節を曲げたり、膝関節を伸ばしたりという働きをしていますから、しゃがむ、立ち上がる動作に大きく関係しているわけです。

 しかし、この大腿四頭筋はその名の通り4つの頭、つまり4本の筋肉を総称しているのですが、そのバランスが崩れやすいのです。

 一番多いバランス失調の例では、年と共に運動量特に歩くことが減り内側広筋の使用量が減り外側広筋とのバランスが崩れるパターンです。

 これは四頭筋にだけ起こる現象ではなく、他の太ももの外側の筋肉と内側にあるほかの筋肉も同様な現象が起きることによりŌ脚が強くなっていくわけです。

 そして、苦手になるからその動作を避けるようになり、ますますその動作をしなくなり、そしてさらにその筋肉が弱くなるという非常にまずい悪循環になるのです。

 では、何がどうまずいのでしょうか?

 それは太ももの外側の筋肉が強くなる=O脚がひどくなるという事です。

 そしてO脚は骨盤が後傾してくるのです。
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 この状態になると自重が後ろにかかるようになりますから、後ろにひっくり返らないように引っ張り戻すために大腿四頭筋が緊張してしまうのです。

 筋肉は縮むことにより働くわけですから、すでに働いている四頭筋はしゃがむ、立ち上がる時には働けないという事になるのです。

 また、骨盤が寝ていることにより四頭筋にかかる負荷も増大してしまうのです。

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 ↑お若い方ですが、骨盤が寝ている状態でしゃがむとこの様に背中が丸くなり腰にも負担が来るので腰痛も起きやすい姿勢になっています。
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 ↑骨盤が立っている人がしゃがむと、このような状態になります。背中は丸くならないので腰にも負担はかかりません。上の写真の方と比べていただくと歴然ですね。外国の方は脚の筋肉が総じて強いです。

 ですから、私はしゃがむ、立ち上がるの機会は筋トレをしているわけですから「チャンス!」と思ってその動作を頑張ってくださいと患者様を励まします。

 しかし、この時に注意しなくてはいけないのは痛みなく、正しい動作でしゃがみ、立ち上がる事です。

 間違えた動作で行えば、それこそ関節をさらにひどくずらせる事にもなりかねませんし、帰って筋肉のバランスをくず事も起こる可能性があるからです。

 礒谷式力学療法では、左右脚の癖を修正するために、どちらの脚から立ち上がるのかも指導しますが、それぐらい注意深く生活習慣全体で体のバランスを整えて、その整えられた状態でなるべくたくさん歩いたり、礒谷式のスクワットに取り組んで筋力もバランスよく鍛えて生きている間は自分の脚で行動できる状態を作るのです。

      苦手な動作を減らして元気に過ごす礒谷式力学療法×CS60の整体院   杉並区・西荻窪  鴨下療法所
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