ギター弾きの方、是非読んでください。

2021年01月16日

ギター弾き 楽器演奏による体の歪み 礒谷式力学療法 礒谷療法 西荻窪整体院""
 以前にもバイオリンを弾く方の姿勢の注意を書いたことが有りましたが、先日たまたまあるギター弾きの方が「ギターを弾くのは重労働だ」というようなことを言われていたのを聞いて、確かにそうだろうなと思いました。

 何の作業でも、まず腕を前で使うために前肩になり易いのですが、とくに楽器は左右を均等に使わない事が多いので、体への負担はどうしても大きくなります。

 ギターを右手で引く場合は、ギターのネックで弦を抑える左腕の肩は後ろに引き易く、弦をはじく右手の方は前に出易いでしょう。

エレキギターは、その重量が3.5キロ程度だそうですが、ボディーの重さは右脚側に寄り、右で弦を引くために右脚に体重が乗り易くなります。

 この姿勢では、右重心になるため左脚が長くなり、消化器、泌尿器、生殖器系の疾患が起こりやすくなり、体の上半身では右半身にトラブルが起こりやすくなります。(右耳難聴、右肩こり、右首こり、右目視力低下など)

 そういえばギターを弾く方は、体が細いという印象が有りますが、この左脚が長いということが大いに関係していそうです。

 ただし、写真のように座って演奏する場合は、ギターのボディーを膝に乗せるために右脚を上に脚を組むことになり、この場合は左に重心が乗るため、この場合は反対に右脚が長くなります。

 したがって、ギターを演奏する方はまず自分の体の左右差の癖をしっかりつかみ、日常生活できちんと体のバランスを取ることが大事です。

 右に重心がいつもかかっている方は、左に体重を乗せるように習慣付けを行う。(左重心の方は反対に)

 例えば、

  •  テレビやPCを左方向で見る
  •  歩き出しを右脚から出す
  •  立つ時は左脚を後ろに引き、左脚に体重を乗せる
     ‥等

 そもそも体重以上の負荷が脚にかかると、どうしても股関節は開くようになり、O脚・猫背の原因になりますから、椅子に座る時などは膝をピタリとつけて、脚を開かないようにする習慣つくりも大事です。

 猫背から前肩になり、細かい作業でダメ押しをして、腱鞘炎やバネ指、ひじ痛という様な腕、手に係わるトラブルも発生しますから、常に肩は後ろに引くためにタスキなどもお勧めです。

 サー、健康に気を付けながらガンガン弾きまくってください!!
 私は、今この文章を書きながらレッチリのジョンのギターを聞きほれながら書いています♡

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